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2010年10月29日 (金)

博多で学会

日本脳神経外科学会総会が博多でありました。
金曜日を休診にして木、金と参加してきました。

Nouge

朝から急な冷え込みで、静岡では雨でしたが九州は晴れでした。
普段なかなか忙しくて、学会に行ける機会があまりないので、たまにはよい勉強になります。

Marinmese

いろいろなシンポジウムを見ていて、手術を凄くがんばっている施設とそうでない施設と、症例の格差が以前より広がっているように思いました。
難しい症例にチャレンジすることは、現代ではかなりのリスクを背負いますが、逃げずにチャレンジする姿勢をしっかり持てるかどうかなのでしょうか?


Yatai

それにしても、博多は食も豊富で、いい臭いが街にあふれて、活気がありますね。

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2010年10月24日 (日)

Life

Life

ついにキースリチャーズの自伝”Life”が発売になりました。日本語訳はまだありませんが、原本を発売同時にアマゾンでGetです。560ページ以上はある分厚い本でキースを神と思っている僕にとってはまさにバイブルです。

英文ですが少しづつ読んでます。(早く日本語訳でないかな?)


21日木曜日は両親が上京するのに合わせて、一緒に舞台を観に行ってきました。

僕の大好きな塩野七生さんのローマ人の物語をベースにした舞台”カエサル”です。
夏に肺炎になり始めて大病を経験した母がすっかり弱気になり、引きこもり1歩手前というか?出不精になっていたため勇気付けの意味もあって親孝行してきました。

松本幸四郎さんの主演で僕も舞台を存分に味わうことができました。

舞台を観にきた人々は両親と同年代の方々が多く、東京の同年代の高齢者たちの快活で楽しく日々を過ごしている姿をみて、いくらかは勇気を与えることができたのかな?と思います。


Arai1

両親と別れたあとは、久しぶりに伝説のイタリアワインソムリエのいるお店で、嘉門達夫夫妻と会食をしました。
音楽の話やら食の話などなど、楽しい会話と美味しいワインと食事を堪能しました。。

Vinos

僕はこのソムリエを現代の千利休と思っています。冗談抜きで、、。


なが~い1日で帰宅し、くたくたになりながらも達成感のある幸せな気分で1日を終えようとしたとき、、、、

ある患者さんの家族の家族?から深夜0時過ぎに非常に不愉快な電話があり(結局相手の誤解だったのですが、、お酒に酔っているのか?)、朝まで眠れませんでした。
翌日は寝不足での仕事だったのでかなり辛かったです。(親切心で電話に出るべきではなかった?)

患者さんや家族のことを考えながら日々の仕事に励んでいるのに、ちょっとした感情のもつれや、誤解から、理不尽なことを言われなければならない医師という仕事、立場の大変さを痛感してしまいます。

正々堂々と、自分の信じた医療をまじめに日々続けるしかないのですが、何か自分にいたらなかったことがあるのか?自問自答して落ち込んでしまいます。

冒頭のLifeではありませんが、キースがあるインタヴューで語ってました。

”何度か痛い目にあったからって弱音を吐くようなら最初からやるな!。
バンドに限らずどんな道に入ってもトップの位置に立って、それを長年続けるってのはもの凄く大変なことなんだよ。
何のトラブルも危機もなしにできることじゃないのは誰にでも解っているだろう?
だからどんなに苦しかろうが嫌な思いをしようが自分がその道を好きで入ったんなら黙って戦え!
弱音や愚痴を吐く時間があるなら何とかその対応策を考えてその状況を逆転させろ!”

やはり僕にとってはKeith is Godです。 神の言葉には勇気付けられます。

さ~明日からもがんばるぞ!!。

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2010年10月20日 (水)

Viva 7周年

10月20日は当院の開院記念日です。

お祝いのお言葉ありがとうございます。

7syuu1

真新しい建物で、新しい仲間たちと不安と期待で胸膨らませてスタートした日のことが懐かしいです。

初心を忘れずに、やりがいのある仕事を、スタッフ皆を共有できる喜びを、これからも感謝の気持ちをもって続けて行きたいと思います。

最初から共に歩んでくれているスタッフも途中から参加したスタッフも本当にありがとう。

これからもよろしくお願いします。また関係者皆様の暖かい支援にも感謝いたします。

7flower

P.S.

ところで先日の高杉晋作の話についでの第2報: 先週の龍馬伝では”いろは丸事件”でしたが、海援隊のいろは丸を沈没させた紀州藩の明光丸の船長;高柳致知はその後、その責任をとって降格させられました。その後任の船長になった小林権蔵という人物。実は義弟の曾爺さんでした。140年前っていうと曾爺さんの世代なんだって、身近に感じてしまいました。

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2010年10月17日 (日)

待ち時間について

今週は連日外来が100名を超え、混み合いました。

当院では、なるべく患者さんをお待たせしないようにと、朝は診療時間9時からですが8時半ころには診療を開始します。電子カルテの登録リストを見ながらスタッフが、予約再診の人、新患の人、状態の悪い人を把握しながら、テキパキとやってくれているので、患者数の割には待ち時間が少ない(通常は40分以内で)ことは自慢でもありました。
患者さんの満足度では待ち時間は40分以内というのが統計的にも証明されているようです。

新患の数が多かったり、病状が深刻だったり、いろいろな検査、その説明が必要な方などが集中すると、どうしても一人当たりの患者さんの診察時間が長くなってしまいます。また同じ時間帯に一気に集中するとどうしても待ち時間は延びてしまいます。人気の整形外科医院や小児科などは2時間待ちも当たり前といますが、それでも当院では長くても1時間ちょっとでなんとか抑えるように努力しています。

完全予約制にしているところもありますが、診療科や患者さんの年齢層によって変わってきます。
歯科、精神科、皮膚科、小児科、眼科などは比較的予約制が導入しやすいように思います。
当院でも再診の方は予約券を発行していますが、高齢者が多いためか予約どおりに来てくれる方の達成率は良くて60%くらいですので、予約制で制御するというのは、患者総数が大きくなればなるほど、なかなか難しいかもしれません。

システムで対処できることは、それでOKですが、
コアな部分、医療の質を如何に落とさないか?が大切だと思います。

マーフィーの法則でしょうか?
@いろいろ大変なときに限って、時間のかかる患者さんが多い。
@待ち時間が多いと診察時間も長くなる。(1時間以上待って、3分だと申し訳ないという医師側の気持ちと、これだけ待ったのだから自分も時間をかけてみてほしいという患者側の気持ち)

長い時間待っても感謝の気持ちを伝えてくれる方もいますが、やはり怒って不機嫌になったり、帰ってしまう患者さんもたまにいます。申し訳ない気持ち、何か対処法はなかったのか?と反省させられます。

考えてもなかなか解決策は浮かばず、ある真理に到達します。

来るもの拒まず、去るもの追わず 


Doublename

キースとデップのダブル自筆サイン入り!! ダブルネームはvery レアです。

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2010年10月11日 (月)

日本人の魂

新渡戸稲造の名著、”武士道ー日本人の魂”、を読みました。


龍馬伝、楽しく毎週みていますが、坂本龍馬が生きた時代のたかだか140年後の現代です。
100年以上前のことをはるか昔のように以前は感じていましたが、最近はたかだか!と感じてしまいます。
高々140年の歴史の中でみると日本人のDNA、魂がそう簡単に変わるものでしょうか?

豊かで便利になった現代社会ですが、以前より心が貧しくなっているように感じるのは僕だけでしょうか?

そんなことも考えてこの名著を読んでみました。


武士道とはサムライの行動模範を示すものではなく、宗教を超えて、日本人の道徳教育の礎になるもの、日本人の魂と説いています。
義:卑怯な行動や不正な行為ほど恥ずべきものはない
勇気とは:正しいことをすること
勇敢な心が精神に定着すると、平静ー心の落ち着きとなって現れる。
仁とは、愛情、寛容、他者への情愛、同情、憐憫は常に最高の徳
礼とは他人の気持ちを思いやる心のあらわれ、優雅な同情心。
恥、度量、忍耐、について克己:感情の抑制、感情を簡単に外に出すことは恥 などといった表現に改めて日本人の道徳観を改めて勉強させてもらった気がします。

1899年にこの名著はBUSIDOU the soul of Japanとしてアメリカで発行されています。
その時点で、明治の近代化の中ですでに武士道は失われつつあることを新渡戸は指摘しています。

快楽的道徳理論の発明と提供、詭弁家、経済家、計算家の新時代、功利主義、唯物主義などにより武士道は失われいくだろうとも明治の時代にすでに現代社会をも予測しています。

その上で最後にこういう文で締めくくっています。

”武士道は、独立した倫理の掟としては消えるかもしれない。しかしその力は地上から滅びることはないだろう。武人の勇気や名誉の教訓は、破壊されるかもしれない。しかし、その光と栄誉は、その廃墟を越えて長く生き延びるだろう。その象徴する桜の花のように、四方からの風に散った後もなお、人生を豊かにするその香りで、人類を祝福してくれるだろう。”

なかなかシビレル事を言ってくれます。

日々の医療現場の中でも、日常生活の中でも、当たり前のことかもしれませんが、その精神を意識することは、荒れ果てた現在社会人の心に潤いを与えてくれそうな気がします。

ところでこのブログにたまたま出てくる愛光高校の同級生のT君(ギターをもった髭おやじ)、高校時代から彼は自分は高杉晋作の家系だといってましたが、本当なのでしょうか?


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2010年10月 9日 (土)

体が資本ですから

秋晴れの連休です。

大学時代の友人が埼玉の川越にクリニックを開業しました。
夜間専門の救急クリニックとのこと。
昼間は閉めて夜だけやるという、全国的にも注目されるんじゃないでしょうか?

彼のブログ

彼らしいというか、ヴァイタリティーある行動に拍手です。というか、
彼を良く知っているだけに、ニヤッとしてしまいます。

ニーズは地域によって異なりますが、十分患者さんのニーズにこたえられるだろうと思っていますが、
患者さんに人気が出すぎて、自分の体を壊さないように!
他人事ながら心配してしまいます。

かくいう僕もここ1ヶ月右耳の聴力が落ちているので、気になっていたのですが、放置していました。
土曜日にようやく耳鼻科のY先生のところを受診してみてもらいました。

受付して、待たされて、診察、治療を受けて、会計して、。
自分のところに来る患者さんの気持ちを体験できました。
診断結果は外耳湿疹が元で起きた単なる耳垢の溜まり過ぎでした、、。
それでも綺麗にしてもらって聴力検査すると嘘のように改善しています。
Y先生が患者さんに評判が良いのも納得できました。

自分のクリニックでは、患者さんにどのような満足度を与えることができているのだろう?
と、少し考えさせられました。

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2010年10月 3日 (日)

四十肩

先日、新たにクリニックをオープンしたDr達と数名で勉強会がありました。
今回は精神科が専門のY先生に講演していただき、いろいろと精神疾患をみる勉強になりました。
診断やいろいろな対処法などざっくばらんに質問して教えていただき有意義でした。
また新しい友達ができました。顔と顔を合わせた交流は必要ですね。

1年半前に謎の?!上肢痛に数ヶ月悩まされてましたが、久々に肩がこるな~なんて思っていたらまた数日前から再発しました。

謎のっていうか?40肩(頚肩腕症候群)なんですが、これって自分が思ってた以上に良くわからないです。
学術的にも認知はされていますが、本当にわかっているのは肩関節周囲炎だけで、その他は確実な治療法などは実証されていないです。普段から普通に1日12時間は座って電子カルテ操作してますから、肩はバリバリにこるんですが、仕事量を減らすのは簡単ではないです。

自分で痛みを経験すると患者さんの気持ちがよ~くわかります。

心配いらないよって!言っても原因がわからないことをほ患者さんを不安にさせることはないことも学びました。
また、”年だからしょうがないよ”って言葉も同様で、結構老人にとっては慰めになっていないことも多いと思います。

ま~普段から自分の体のメインテナンスはしっかりしないといけないということです。
まだまだ若いつもりなんだけどな~~~社会の中ではしっかりしたオジサンですから。


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