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2007年6月 7日 (木)

最先端医療?

今日は大学で頚椎の手術。以前から外来で僕が診ていた患者さんなので,手術前の朝、会いたがっていたとのことだったけれど、とても手術入室前に大学に到着することはできなかった。手術後病室に行くと、術前に会えなかったので感激されて握手を求められて照れくさいやら。

今回の手術では頚椎用人工椎間板としてチタンケージを使用したけれど、小さなケージが1個22万円。今回4個使ったから、その材料費だけで88万円。と言ってもこれは材料費で病院には全く利益をもたらさない。勿論手術する術者の技術料にもならない。

最先端医療は日々発展しているが、実は器械や新薬などによって発展していることが殆どなのが現状である。それだけでも医療費は増加するのだけれど、それを担う現場にはお金は落ちずにそのまま医療機器メーカーや製薬会社にお金は流れていく。

手術の技術料は保険で決められているが、これも医療費抑制という誤った政策で上がる事はない。最先端医療は医師達の情熱や満足度や達成感で支えられているにすぎない。もっともっと医師の技術料を、見合ったものに評価して欲しいと思う。

昨夜は同年代の医師K先生とI先生と抗血小板薬の勉強会。その後は食事を取りながらいろいろな情報交換。K先生が電子化レセプト請求をはじめたとのことなのでいろいろと現状を教えてもらう。将来的には僕も始めたいとは思うけれど、何時のタイミングで始めればいいのか迷うところ、、。まだまだ忙しくて余裕がないし、、。その他諸々の情報交換が出来てためになった。いろいろと個人でやっていると皆、いろいろなことで苦労するものだけれど、情報交換することで励まされることは多い。

他人がどうあれ、自分の診療の質をどれだけ上げられるか!日々の診療以外にも、まだまだ日々やらないといけないことは多い。

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