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2006年7月22日 (土)

弱いものには滅法強い

何処の世界でもそうだと思うけれど、”弱いものには滅法強い”人がいる。

学会や病院のカンファレンスで、はたまた病院の診療の中で、他人が何かミスを犯すと鬼の首を取ったかのように相手を責める人のことだ。以前仕事したことのある上司にもそういう人がいたが、弱いものに強い一方で、大概、目上の人や権威に弱い人が多い。

学会でも明らかに研修医と見える若い先生がたどたどしく発表していたりすると、わざわざ小さな誤りを指摘したりする人もそうだ。

”弱いものには武士の情け”  が僕的には男らしい美徳と思うけれど、、、。

でも世の中はそうではないことが実は多い、、、。

患者さんを怒鳴りつける医者や前医の悪口を言う医者。

前医の不満や悪口を患者さんに相談されることがあるが、僕は前医にもいろいろと事情があったのだろうからと、決して悪口は言わないようにしているが、それこそ、ここぞとばかりに批判する医師がいる。いつかは自分に返ってくると思うのだが、、、。

患者さんからの相談で、病気のせいで職場をやめさせられる人もいる。企業や職場でパワーハラスメントといわれているが、、、。モノをいわない弱者は泣くしかないことも多い。

日本では皆保険制度で、医院は保険者(国保や社会保険)にその月に行った診療報酬を請求する。その請求が妥当がどうかを毎月レセプト請求するわけだが、先日ある薬について請求が認められなかった(その分、当方は薬代を損するわけです)。大した額ではないし、何か当方に手続きミスがあったのかなーと思って、まーいいかぐらいでそのままにしていたら、翌月、翌々月と同じ薬の査定がどんどん増えてきた。

弱いものには滅法強い、、、、、さすがに文句を言わないわけにはいかず(不正請求しているわけではないので、、、)、そのために数時間の労力を強いられてしまう。ある意味言うときはガツンと言わないと舐めれてるのかなー。そういうことならこちらにも考えがあるけれど、、。

社会そののもが格差社会になっているというけれど、変な意味で、意識が変わってきてることは嫌な世の中だなーと思う。こういう時代だからこそ、自分自身の心や信念とかが大切で、本当は注目されてもいいとは思うけれど、、、。損得勘定で考えると、軽蔑されるのかもしれない。医療をサービス業としか考えていない人が増えてきて、僕ら医療関係者はある意味弱者になってきているのかもしれない。

今月は26日で終わり、クリニックは1週間の夏休みに入る。さー残り数日、頑張るぞー。

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