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2006年2月24日 (金)

知らないところで、、。

冷たい雨で寒い1日。患者さんも今日は比較的少ない。普段に比べて余裕がある外来は自分にとってはゆっくり診れるので充実度は高い。

ある新患の患者さんが来られて、どうして来たか尋ねたら、NHKで脊髄液減少症についての特集をしていて、それをみていたら不安になって、NHKに電話して問い合わせたら当院を紹介されたとのこと??特にNHKの取材は受けていないけれど、、。何故かよくわからない。

tokina1 tokina2 夜は冷たい雨が一段と強くなったが、早々に仕事が終わったので、仕事上の付き合いのあるK氏、Y氏と飲みに行く。

居酒屋研究会を結成したというK氏お勧めの居酒屋   ”季菜(ときな)”

こじんまりしたお店で、僕ら以外は若い女性客ばかりだった。金目鯛の煮付けなど美味しくて、3人で何種類かの焼酎を味わう。

話題はオリンピックを取り巻くスポーツマスコミのこと、サービス業を支える個人による質の差と殿様商売と企業淘汰について、4月にある診療報酬改正についてなどなど。僕らが知らないところで世の中が動いていることは意外に多いことに皆気づいていない。

診療報酬改正はマイナス改定で、僕自身は”減らせるモンなら減らしてみい”というか、一現場の医者がいくら騒いでも何もかかわらないのかなーと思っている。改定の内容を詳しくみると、当院にとってはあまり影響を受けることは少ない感じ。長期的なビジョンで回りに惑わされず、まっとうな医療を信じてやってれば関係ないと思う。目先にとらわれた医療をすると、要するに美味しい比較的安易な医療は、今後も診療報酬が減らされていくと思う。、またほとんど気づいている人はいないけれど、かなり政治的で建前的なものがあると思うし、それを知らないと振り回されるだけに終わってしまう。

井の中の蛙にならず、いつでも新鮮な目を外に向けていないといけない。

その後場所を変えて1時過ぎまで、おバカな話題で少し飲みすぎてしまう。店を出るとすっかり雨は上がっていた。

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2006年2月23日 (木)

情報過多?

大学の手術がキャンセルになり今日は暇な休日。天気もよくて外を歩くと気持ちよい。あっという間に春がそこまで来ている。

休日だけれど急患の依頼あり午前中2名の患者さんを休日診察する。普段と違いのんびり診察できるのでさほど苦にならない。(それだけ普段忙しいのかな)

そういえば今週火曜日午前に愛媛県新居浜市から患者さんが来院された。HPで僕のことを知り大学病院に問い合わせたけれど外来予約が取れなかったので、クリニックに直接来たとの事。遠方からわざわざ来ていただいたのでゆっくり診察したいのだけども、何の連絡もなく予約もなく込み合っている時間だったので、比較的短い診察で恐縮だった。僕の診断、治療方針で現在の症状が改善してくれればいいな?満足してくれただろうか?

地域に密着した医療は重要であるが、情報がインターネットで自由に手に入る便利な社会というか、日本どこでも医師や病院は選ばれる時代になってきていると思う。でも逆に情報過多になりすぎて、その情報をうまく判断できないことも多いのかもしれない。

Stonessignature 先日オークションで買ったストーンズのサイン入りLPを買ってしまった。 Keith RichardsのLoveと添えられたサインがカッコいい。

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2006年2月18日 (土)

Authentic spinal surgery

土曜日の仕事が終わり、速攻でタクシーに飛び乗り新幹線で東京へ。会場である品川プリンスに向かう。

sinagawa1 sinagawa2 品川にこの時間に来ることは久しぶりだけど、週末モードで盛り上がっている。日常とのギャップは人間をリラックスさせてくれる。

今回はauthentic spineal surgery meetingへの参加で、脳外科医と整形外科のcollaborationを目指した会合。僕自身は細かいこと言わずに仲良くやればいいじゃん!と思うのだが、結局は個人のプライドによるものだと思う。今回参加されていた先生方は皆情熱あふれ実績のある先生達ばかり。

authenticspine 会場はMBLのコートみたいな会場。中央天井に360度ぐるりとモニターがあって、スライドや顔写真がでる。

6時に始まり9時には終わる予定が、情熱溢れる発表が多く、予定時間を大幅にオバー。食事や飲食しながら聞くスタイルで、発表を聴きながらも知人とおバカな話で盛り上がり、飲みすぎてしまった。

それにしても、今回に限らず普段の学会でも発表で、自分を自慢する人がいるけれど、そういう人は経験から僕は信じない。実力あればおのずと実績はついてくるのだと思うけれど、、。

いろんな境遇の医師がいる。自慢する人、自虐的な人。誰も変わらない。

僕が今手術にも携わってはいるが、現場から一歩下がってみているからなのか?クールにみてしまう。自分の発表は手短に簡潔に済ませて席に戻ると後輩から”先生大人になりましたねー”といわれてしまった。

新幹線で帰宅するはずが、もう最終列車がなくなり、ホテルをこれから手配するのも面倒なので、大学の当直室で寝ることに。

山手線に乗っても、渋谷、新宿、人で溢れかえっている。午後11時くらいなのでまだまだこれからなのだろうが、昔の自分なら一人でも飲みに行ってたナー、やっぱ歳かなー、などと思いながら寂しく当直室のベットで布団に包まった。

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2006年2月15日 (水)

死から始まる1日

早朝に、予期せぬ電話で起こされる。

”なくなったんで診察お願いします”  寝ぼけて何のことかわからず、薬がなくなったんですか?”否、夜中に気づいたら妻が死んでました!!”

顔も洗わずに速攻で着替えて家を出る。患者さんの家にそのまま行き、診察をして死亡を確認する。長年の病気で苦しんで本人も死期を悟っていた感じだったが、何も苦しまず、眠ったまま安らかに永眠された。子供もいない老夫婦で、一人残された旦那様は今後大丈夫だろうか?

仕事前に顔も洗わず、朝ごはんも食べずに僕は死亡診断書を書いている。

死から始まる1日。静かな死。

日が昇ると、いつものように慌しい1日が始まった。

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2006年2月14日 (火)

仕事の山

休日に十分充電したつもりが、昨日、今日と帰宅は夜10時を過ぎてしまった。毎日の診療が忙しいのは当然としても、ひとつのことをやったと思ったら、次から次に新しい仕事がやってくる。結構へこたれてしまう。

18日夜は、東京である学術懇談会をぶっちぎってサッカー日本代表戦を観に行こうなどとたくらんでいたら、主催者より指定発表の依頼が来る。テーマは”脳外科医からみた整形外科の欠点”??といった話しにくいテーマ。大勢の整形外科医を前にはたしてどこまで話していいものやら。スライドなんか用意しないといけないのかな?フリートークでいいのかな?まー大体アウトラインは頭の中でできてはいるけど、、。

16日は大学で手術予定だけれど、その前に2件の面談。2件とも自分のライフワークとは関係なく、その場の面談で済む問題じゃなさそう。多分、時間がかかって余計な気を使う仕事の依頼。無理なことは無理と言うつもり。

今日午前中の外来が終わるとスタッフが何か分厚い書類を持ってくる。産業医をしている企業の健診の総括表をまとめて欲しいと、企業担当者が置いていったとのこと。そんなこと聞いてない!

昼休み、病院から退院してきたばかりの患者さんの初回往診。思ったより病状が不安定でしばらくは予定より頻回に往診しないといけなさそう。僕は何とか頑張るけれど、患者さんの抵抗力がかなり弱い方なので安定するまで気がかり。

その他いろんな仕事がやってくる。なるべく自分がやりたい医療だけに専念したいなー。夜クリニックを出て、暖かい春めいた空気と空の満月に少しだけ癒された。

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2006年2月12日 (日)

お茶をたしなむ

この連休はどこにも行かず、のんびりと過ごすことができた。ただし11日も12日も数人の患者さんから電話があり、そのたびにクリニックまで行き鍵を開けて診察した。東京や遠方にいるときは断らせてもらうけれど、暇で自分が可能であればなるべく診るのが自分の方針。1日中家でボーっとするのもいいけれど、クリニックへ行くついでに外に出るのもいい気分転換になった。また今日はクリニックに清掃業者が入る日なので午前中は作業中、ずっと院長室で診断書や書類を書いたりの事務的な仕事の多くをまとめて処理出来たので、結構気持ち的には爽快。休みが全て仕事でつぶれるのは嫌だけど、たまにゆっくり作業できる時間はうれしい。

LUPICIA ある茶専門店(紅茶、緑茶、烏龍茶他全般の専門店)LUPICIAを覗いていたら、たまにはお茶もゆっくり味わって飲む余裕が欲しいなーと思い。お茶を買う。色々香りをきいて、台湾産の東方美人Oriental Beautyという烏龍茶を買った。

teapot 10年以上前に秋田出身の友人の結婚式の引き出物でもらった鉄瓶があったので、それでお茶を入れてみると、やっぱ美味しく、心も落ち着く。

お茶をたしなみながら本を読んでいたら、いいことが書いてあったので引用する。

  成功とは疲労と、睡魔と、消耗と戦いながら勝ち取るもの。ブレイクするためには、小さいチャンスや大きいチャンスがあるわけではなくて、チャンスだろうとなかろうと、あらゆることに食らいついていかなければならないということ。(ビートルズがブレイクする前の苦労時代の話から)

この連休で体も気力も充電できたし、明日からがんばるぞー。

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2006年2月 9日 (木)

クールな人達

昨夜は日頃のストレスを発散すべく?H君とM氏と3人で飲みに行く。”割烹海さか”で和食を戴いたが、中でもアラの刺身が凄く美味しく、冷酒がまた美味しかった!清原選手も遠征のときに来たことのあるお店。

2次会は静岡Kentosへ。もっとロックなお店のほうが好みだけれど、男3人適当にバカ話するには最適かも。音楽はジャンルが何であれ、心の薬になる。CCRの”Have you seen the rain"を久しぶりに聞いて、グッときた。

店内でやや太り気味(はっきりいって秋葉系)の30代半ばの男性二人組みがステージのビデオを撮りながら踊り狂っていた。おかしな人たちだなーと思っていたら、帰りエレベーターで一緒になり”好きなんですか?”と声をかけると、名古屋から月1回くらいバンドを追いかけて静岡に来ているみたい。午前1時過ぎていたので”今日は泊まりですか?”と聞くと”夜行電車にのって朝、名古屋について、そのまま子供を保育園に送りに行く”とのこと。

クールだ!

でもなんかそういう行動力やはまり方みるといこっちまで少し元気になるような気がした。

僕らは 無意識のうちに自分の思考や行動を制限している と改めて思った。

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2006年2月 7日 (火)

expensive winos

今日は普段以上に疲れる外来だった。どうしても人間相手の仕事なので、相手によって自分もストレスを感じてしまうことがある。すなわち、今日は普段以上に気をつかうことが多かった日ということ。

どんな仕事でも”気の利く人”と”気が利かない人”がいて、自分も気が利く人になりたいなと思っているけれど、”気が利く”のと”気を使う”は表裏一体だけれど、同じようで違うような気もする。

今の自分は、気をつかいすぎて疲れ果てている。1日100人近い患者さんに気を使い、プライベートでも気を使い、疲れ果てている。

気を使うことはいいことだと思うけれど、もう少し余裕や、メリハリが欲しい。もっと時間が欲しい。

そんな中、ささやかに、うれしいことに、ネットオークションで買ったexpensive winosのTシャツが届いた。キースリチャーズのソロプロジェクトのグループ名で、1988年のツアーTシャツ。

expensivewinos スタッフに自慢したら鼻で笑われてしまった。まーいいけれど、、。

ついでに言えば先日休日に、ワイン屋さんでGajaのバローロ(2000)を2本見つけ、衝動的にまとめて2本買ってしまった。

gajabaloro expensive vinosではないけれど、掘り出し物だと思う。

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2006年2月 6日 (月)

ミニラ

携帯に留守電が入っていた。2月18日静岡エコパスタジアムであるサッカー日本代表戦のチケットが手に入ったので送ってくれるとのこと。

留守電の声は現ヴェルディー東京コーチであるミニラこと中村 忠 君から。彼が現役の選手時代はヴェルディー最強のときにあって友達づきあいをさせてもらっていた。

日本代表も経験し、浦和レッズ、京都パープルサンガと渡り歩き、現役引退後はヴェルディに戻り、ユースのコーチをしていると聞いていたが、現在はトップチームのコーチも兼任している。昨年末北京のユーズ大会にも監督として遠征していたと思う。

地味だけれども、玄人好みの真のプロ選手で、人柄もよくて本当に好青年だ。現在は指導者としての道を歩いているけれど、きっと将来は名監督になると思う。

現役のときは静岡にエスパルス戦の前にホテルで会ったりしていたが、引退後会っていなかったので久しぶりの電話でびっくりした。折り返し電話してみたけれどキャンプでグアムに発ったばかりとのこと。今度また食事でもしてゆっくり話したいなー。

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2006年2月 2日 (木)

認知症とアロマ

今日は朝から東京へ。大学病院での診療。僕はなれて病院の匂いは当たり前に感じているけれど、普段来ない人は特別な匂いだと思う。自分のクリニックでも最初は点滴室にアロマを焚いたりしていたけれど、最近やってない。

そういえば脳神経の中で嗅覚神経系は実はあまり解明されていない。ただ脳神経で唯一、海馬といわれる部位や、大脳辺縁系といわれている部位に繋がっている。

海馬と言えば、記憶に深く関係する部位で、アルツハイマーなどの認知症では海馬の萎縮がみられる。大脳辺縁系は意識と深く関係しているので10年くらい前から、嗅覚を刺激することによって植物状態などの意識障害の改善に役立つかもしれないとなんとなく自分で思っていたことがある。

全く意識がない患者さんの鼻から細い電極をいれて、微弱電流を流して脳波調べたら面白いかも?なんて漠然と考えていたけれど、結局実行したことが無かった。

最近は、その頃と違っていろんなアロマで試せるかもしれない。患者さんにも負担なく、気分もリラックスしてもらえていいかもしれない。今度、外来で試してみようかな?

午後は診療が早めに終わったので、新宿まで運動がてら歩いていく。紀伊国屋でアマゾンでも売ってなかった探していた本とたまたま見つけたMichael Cooperの写真集を購入。

Books 分厚い本を抱えてカフェなんかにいる人を見ると、羨ましく感じていたので、結構、自己満足。

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2006年2月 1日 (水)

Only Love Can Break Your Heart

今日は一日激しい雨。

足腰が不自由なお年寄りには通院が大変なので患者数は少ない。

お昼休み、わざわざ沖縄から面会者との面談。自分にとってはストレスしか感じない。

夜は1月分のレセプトをチェックする。iPodで音楽を聴きながら作業。10台から20代の頃、しびれていた曲を聴くと、その時の自分の感じていたこと、そのときの情景がダイレクトに脳裏によみがえる。音楽の持つパワーは凄い。言葉だけじゃなくて音の粒が魂を揺さぶる。

Only Love Can Break Your Heart By Neil Young

夜10時までかかって社保のみ終了。国保は明日やることにして帰宅する。

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